経済危機が2009年中に終息するとは到底考えられない明確な理由|野口悠紀雄 未曾有の経済危機を読む|ダイヤモンド・オンライン

08年株価調査 対象46カ国すべて下落 日本は先進国で最小幅−北海道新聞(経済)

 国別では、前年の株価高騰の反動などからロシアが73・67%でトップ。二位アイルランド(69・94%)、三位ギリシャ(66・50%)と続く。
 インド(七位)64・51%、ブラジル(十三位)57・35%、中国(二十二位)53・21%など新興国の下落も目立つ。同社は「新興国市場は海外資本の比率が高く、金融危機による海外投資家の資金引き揚げが大きく響いた」と分析する。
 一方、主要国でも、イタリア(二十五位)52・60%、英国(二十八位)50・86%、カナダ(三十一位)49・04%、ドイツ(三十三位)47・64%など、株価が半減した国もある。金融危機震源地、米国は38・68%で四十二位、日本は円高が効いて29・22%の四十五位と先進国で最も下落率が小さかった。