【モスクワ15日加藤雅毅】ロシアとグルジアの軍事衝突を受け、ウクライナがロシア黒海艦隊の出入港に許可制を導入するなど、近隣国からロシアへの風当たりが強まってきた。ポーランドは、ロシアが強く反対してきた米国のミサイル防衛(MD)施設建設に同意。バルト三国もグルジア支持を表明し、ロシアは孤立している。
ロシアの戦車に蹂躙された記憶を持つ国はそら離れていくだろう。ロシア系住民の保護の目的なら旧ソ連諸国どこでも軍事介入できる。 西ヨーロッパはエネルギーをロシアに頼ってるから日和見。東欧・旧ソ連諸国はますますアメリカ依存になる。