五輪予選マレーシア戦

反町さんがあそこまで実験するとはおもいませんでした。Bチームというより、完全にCチーム。大学生J2と、これまで見たことない選手を起用していました。ゴールデンで生中継したフジテレビもポカーンでしょう。試合内容はともかく、なぜホームのすべての試合を国立でする必要があるのか。今日の試合など、仙台とか地方に持っていってもよかったのではないでしょうか。五輪予選ぐらい地方に持っていくべきでしょう。
 試合そのものはドタバタと落ち着きのない試合で、全員の意気込みは伝わりましたが、空回りも甚だしかった。中盤でボールを落ち着かせる役目の選手がいず、マレーシアが高くライン設定したせいもあって、縦に速くボールを入れて皆で殺到するというどこか隣国を思わせるサッカー。さらに、ミスが多くとてつもなくぎこちない連携。
 反町さんはなぜだか積極的に大学生を起用しますが、J1、J2でプレーする選手以上のプライオリティがあるとは思えず、よくわからない起用です。この一試合だけですが、五輪最終予選に残りそうなメンバーは見当たりませんでした。増田、枝村あたりは残すのでしょうか。サイドに水野、本田、家長、怪我が直ったら中村北斗。GKもDFラインもほぼ決まりでしょう。FWも李、平山、カレンなど人材はいますし、比較的中盤が薄いのですが、川崎の谷口はあまり重用されません。 あまり意味のある試合ではないとおもいました。