蹴る群れ

蹴る群れ

木村さんが雑誌に掲載した記事を集めたもの。三部構成で一部がサッカー選手から国際情勢を知る。イラク代表、レバノン代表監督、セルビア・モンテネグロから離脱するサビチェビッチなどを取り上げる。二部は国内のサッカー関係者を取り上げる。加藤久氏の恩人も登場。第三部はGKを。トルコ、ユーゴ最後のGKなど。個人的には連邦維持派だったサビチェビッチモンテネグロ独立派に変わるところなどが興味深い。サビチェビッチいわく、国内リーグは弱くなるだろうが、代表チームは間違いなく強くなると。「政治とサッカーは一緒。俺やピクシー、ユーゴビッチミロシェビッチがなんの関係がある?だけど、我々はユーロ92を制裁で出場禁止にされたよ。」