第3の国アンゴラのW杯初出場(1/2)市之瀬敦の「ポルトガルサッカーの光と影」


今回の快挙における最大の功労者を挙げるとするならば、やはり代表監督のオリベイラ・ゴンサルベス以外にはいないだろう。これまで、アフリカ代表のチームを率いるのはヨーロッパ人というのが相場だったが、ゴンサルベス監督はアンゴラ人である。まずはこのこと自体が特筆に価するのではないか。

 もちろん、アンゴラ人だから、それだけでよいというわけではない。彼の功績は、最初にユース世代を育成し、2001年にはU−20アンゴラ代表をアフリカ王者に導き、同年のワールドユース出場を果たしたことに始まる(同大会では日本を破っている)。
 ワールドユースの後、A代表の監督になったゴンサルベスは、ユースの主力だったマントーラス(ベンフィカ)、ジルベルト(アル・アリ)、メンドンサ(バルジン)をそのままA代表に合流させ、ルワンダ戦の英雄アクワ、アンドレ・マカンガ、ジョアン・リカルドらのベテランと融合させながらチーム作りを進めた。そしてゴンサルベスは、チームに組織、規律、戦術を植えつけることに成功。4−4−2を基本とするアンゴラ代表は、常に堅実でコレクティブなサッカーを展開できるようになったのである。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/wcup/06germany/column/200510/at00006358.html

このあたりの選手が来ないと意味がないな。バルジンというのはポルトガルリーグなのか。
ポルトガルリーグは旧植民地からは人数制限なしに選手を登録できる。ポルトガルリーグのメンバーが来日するかどうか。
2001年のワールドユースメンバーがアフリカ王者になり、ユースからの蓄積とベテランが融合して今回の快挙に繋がった様子。やはり一朝一夕にはW杯にはでてこれない。アルゼンチンのワールドユースでは日本も負けてる。