まさにアドリアーノ、ショー。ドイツのＤＦは全く止められない。カカとロナウジーニョはあっという間に３人ぐらいに囲まれていたが、アドリアーノだけは別次元のフィジカルとスピード。一点目のＦＫの強烈さ。二点目のＰＫ。相手ＤＦがペナ内からアドリアーノを突き出し。すぐＰＫ宣告。納得のＰＫ。逆にドイツの与えられたＰＫは疑問だった。エメルソンがバラックを転ばしたとの判定だろうが。
三点目は意図的かどうかともかくクリアだと思えるボールがロビーニョに渡り、ロビーニョがワンタッチで前線のアドリアーノへ。左に抜けてゴール右に決める。身体を使ったボールキープの巧みさ、前を向いての力強さと速さを伴ったドリブル。
試合はドイツがものすごい気迫で中盤のプレッシャーをかけつづけ、ワンタッチでボールを回す。試合はドイツペースなんだがブラジルのパス回しの方がやはり華麗。そしてフィジカルとスピードで相手を圧倒するアドリアーノような怪物もいるブラジル。あんなにでかいのにのろさを感じさせないし足元がしっかりしている。
