バーレーン戦

夜中に起きていてよかったと思えた。しかし、最近の代表の試合は胃が痛いな。アレックスの猿芝居シュミレーションは怒りを通り越して失笑。得点シーンは素晴らしかった。田中誠が持ち上がり、ヤナギへ。ヤナギが中盤まで下がってポストプレーでヒデに落とす。ヒデがダイレクトで俊輔へ。俊輔がヒールで小笠原へ。俊輔が右へ、ヤナギが左のスペースへ走りこむ。オガサは右にフィエントを一度入れて、ゴール左へシュート。解説のセルジオ木村和司も同じく「素晴らしい」と言っていたぐらいの日本の流れるようなダイレクトプレー。何度見ても気持ちいい。ヤナギが素晴らしいし、小笠原、俊輔がパスだしだけじゃなく決めに行こうとしていた。なんといっても中田英。画面から見ていても彼がボールを保持すると安心がある。ダイレクトで出すときは出す、保持するときは保持するとプレーにメリハリがあり、その上で誰よりも守備力と運動量があった。二ヶ月もまともに試合に出てないのにそんなことは感じさせなかった。あの30度を越える温度で最後まで体力が落ちず。圧巻の存在感。昨日のジーコの采配は当たったといえる。小野の代わりに小笠原でしかも中田のポジションを下げて使い、小笠原は前目で使う。中澤は相変わらずの安定感と高さ。
 バーレーンは攻撃のネタがない。結局、DFラインからの放り込みか、中盤で拾ってドリブルか。そのドリブルもイランのマハダビキアやカリミのような2・3人を引きずるような突破力は無く日本の選手に防がれていた。日本のようにダイレクトのパス回しも無く、サイドからの攻撃も無く、工夫もなくホームなのに先にばてた。次の試合でのアウェーのイラン戦の方が善戦しそう。 
 北朝鮮では今日出た三人は使えない。ボランチ中田浩二を使うのか。トップは誰にすべきか。昨日の出来だとヤナギは外せない。
 とにかくもう来週でこの予選は終わりにしたい。
朝の関西ローカルに本並、田坂と藤吉登場。