- 作者: フースヒディンク,Guus Hiddink,菅野朋子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/05
- メディア: 単行本
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本に良く出てくる言葉に「マルチプレイ」。トルシエが言うところのポリバレント性、山本さん言うところのユーティリティ性と言ったところか。あとは、「キラー」とか「キラーの能力」。点を決める選手や決める力と言う感じの語意。日本語だと決定力か。
代表落ちする選手には自分で必ず電話して伝え、理由も述べる。スタメンに関しては事前に選手に言わない。
私が読んだ印象として、ヒディンク・コリアでもっとも重要だった選手は金南一。マーキング、運動量、戦術理解度がずば抜けていると。
中心選手は黄善洪、柳想鐵、洪明甫。
韓国は男尊女卑が激しい。そのいくつかの例。
選手に英語を覚えてもらいたくて、最後は通訳に訳させず、英語で話した。英語は外国でプレーするために重要。何人かの選手とは英語で意思疎通を図った。スペイン語は自分で6週間で独習した。サッカーの次に興味があるのは語学。5国語を話せる。反面、いろんな国のインタビューに答えなくてはならない。
我々はファミリーだというので、選手に自分の携帯の番号を教える。いつでも電話かけて来いと。
いきなりスペイン、イタリア、イングランドなどの国へ行ってベンチに座るより、オランダ、ベルギー、デンマークなどの国で試合に出た方がいいと、ロマーリオの例。