つまり、1リーグのチーム数が増えると、優勝争いと関係のない試合が劇的に増加するのです。メジャーリーグが1地区のチームの数を4〜6程度に抑えている理由はここにあります。(ちなみに、これは、現在のJリーグが見直すべき数少ない点の一つです。この点に関してだけは日本のプロ野球の選択は良かったのです。今まではね。)
「10チーム1リーグにすれば人気が回復する」という言明は、「根拠がない」というより、むしろ、何も考えていないと言うべきでしょう。
本質論だ。このブログは参考になるわ。
[理由2] オールスターと日本シリーズが極度につまらなくなる
メジャーリーグのオールスターゲームが、なぜ開催されるようになったか知っていますか?
オールスターとは、「普段ベーブ・ルースと対戦がない投手(カール・ハッベル)を、ベーブ・ルースが向かえ打つドリームゲームが見たい」という少年の手紙をきっかけに実現されたものなのです。結局のところ、われわれがプロに求めているのは、驚きと夢なのですよ。
なのに、驚きを減らしてどーする!
ただでさえ、戦力不均衡で驚きが少なくなっているのに。
一リーグにしたらオールスターと日本シリーズは確実につまらなくなるでしょうね。普段やってるもん同士で対戦するわけですから。